還暦おやじの趣味三昧

歴史とお酒、旅と趣味にまつわる話をしていきます

2024-01-01から1年間の記事一覧

実家売却(整理)始末記

1.実家売却を決める 実家を売却することになりました。 赤ん坊の時のから結婚まで30年近く暮らした家です。 相続をしたのですが、駅からも少し距離があるため私も子供たちも住みません。車庫の屋根部分の一部もはがれています。建物を管理し続けることは困難…

白骨温泉~温泉も良かったけど特に日陰は涼しくて最良の避暑になりました

最初、すごい名前だなと思いました。 上高地の近くで有名な温泉地ということで目にとまりましたが、「骨」とは。 その昔は温泉の成分が湯船(浴槽)に付着して白くなることから白船温泉と呼ばれていたのですが、大正年代に中里介山の長編小説「大菩薩峠」の…

始めての上高地ハイキング

上高地へ行く 朝5時過ぎに横浜の自宅を出発し、圏央道・中央道・長野道を経由して10時過ぎにさんどの駐車場に着きました。 予定ではここからバスで宿泊予定の大正池ホテルに向かうことにしていたのですが、目指した第三駐車場ではなくさわんど大橋近くの駐車…

白河の関~候補地が二つある?

白河の関 福島はもちろん初めてではありませんが、前々から再度訪れたいと思っていました。なので、いよいよ福島行が決まってからは、司馬遼太郎さんの「街道をゆく 白河・会津のみち、赤坂散歩」で事前勉強に取り掛かりました。 この本の最初の章は「二つの…

ミュージカル「この世界の片隅で」を見てきました

この作品が9年前に映画化された際、当時聴いていたラジオ番組で、戦争を扱いながらも反戦にも軍国主義にも流れずに、戦時下での庶民のありのままの日常・生活が描かれている、というようなコメントがなされていたのに興味を覚えて観に行きました。 確かに作…

「劇場版 鬼平犯科帳」を観てきました

昨日封切られた「劇場版『鬼平犯科帳 決闘』」を見に行ってきました。 今年は作者の池波正太郎さんの生誕100年にあたり、記念作品でもあるようです。 鬼平は中村吉右衛門さんのテレビ番組をずっと見ていたのですが、単なるチャンバラはなくて、いつも何かを…

奥高尾の桜

今年は東京や横浜の桜の開花が例年より少し遅かったので、4月中旬でも大丈夫ではないかと考えて、4月16日に奥高尾に桜を見に行ってきました。 結果からお話ししますと、やはり少し遅かったようです。 それでも高尾山の頂上から桜越しの富士山を見ること…

河津観桜行~見頃・見どころ など(河津町)

ここの桜は早咲きで有名で、テレビでもでもよく出ています。 若い頃から行って少し早い春を感じたいなと思っていましたが、休日はすごい人・車、宿も高くて子育て時期には難しい出費、行くまでの渋滞や駐車場の満車に決心できず、平日は片道150㎞はあるので…

小田原・曽我梅林〜富士山をバックに素晴らしい景観でした

同じ県内に居住していていたのに、有名なのは知っていましたが、今まで行ったことがありませんでした。子供が喜ぶようなところばかりに、目がいっていたからからかもしれません。 そんな曽我梅林に初めて行ってきました。 9時半ぐらいに到着しましたが、駐車…

20週俳句入門

還暦になり少し時間が出来たので、今まで行きたくても中々行けなかったところへ少しづつだけど、行けるようになってきました。 その記念というか、思い出に何か文章とかを残したいと思っていたのですが、文才もなく何か特徴が欲しいと思っていました。 絵心…

越前 一乗谷 400年眠っていた城

司馬遼太郎さんの「国盗り物語」で、一乗谷は明智光秀が将軍足利義輝に対して、北国の雄である朝倉氏の支援を依頼するために訪ねたところから出てきます。 「月さびよ明智が妻の咄しせむ」と芭蕉は読みましたが、光秀の暮らし向きは厳しかったようです。 そ…

近江 朽木 興聖寺庭園~戦国時代の絶え間ない争いに一服の清涼を与えた庭園

足利義輝(1536~1565年)といっても歴史好きな人でもなければ、知らないかもしれません。 室町幕府の13代将軍です。この方の時代、将軍といってもその威勢は地に落ちていた、といっても過言ではありません(もちろん、何らかの影響を限られた地域や大名に対…

三千盛

司馬遼太郎の国盗り物語の世界を訪ねて、岐阜県(美濃地方)に行ってきました。 斎藤道三が親子二代で国盗りをした、明智光秀の明智氏の居城のあった、織田信長が岐阜城を足掛かりに天下取りに飛躍した、あの場所です。 三千盛は、岐阜県多治見市にあるお酒…