還暦おやじの趣味三昧

歴史とお酒、俳句と趣味にまつわる話をしていきます

小田原・曽我梅林〜富士山をバックに素晴らしい景観でした

同じ県内に居住していていたのに、有名なのは知っていましたが、今まで行ったことがありませんでした。子供が喜ぶようなところばかりに、目がいっていたからからかもしれません。
そんな曽我梅林に初めて行ってきました。
9時半ぐらいに到着しましたが、駐車場は半分から3分の2位埋まっていました。
駐車料金(500円)を払うと、地図が貰えました。そんなに地図音痴ではないと思っていましたが、しばしば自分のいる位置がわからなくなりました。現地に案内板もあり、それと見比べながら歩きました。
駐車場の近くには「十郎」という種類の白い花の梅が多く、その次に目についたのが桜のように枝垂れている「しだれ梅」です。
富士見ポイントという場所がありますが、そこに咲いている白い花は「白加賀」です。この品種は、江戸時代から関東地方を中心に栽培されている梅の品種で、花が白く一重の大輪花を咲かせます。花は観賞価値があり、果実は大粒で皮が厚く果肉がしっかりしていて、梅酒や梅干しに向くということです。
その他、少ないながら紅梅や蠟梅もありました。後者は、早く咲くようで、大半の花は枯れて色が変わっている状況でした。

枝垂れ梅
紅梅
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蠟梅

平日なので、人出も少なくのんびり歩けるかと思っての訪問でしたが、そうであったのは最初のうちだけで、徐々に人が増えて、特に売店やもようにもの会場あたりは、ごった返し感さえありました。駐車場も帰るころにはどこも満車のようでした。
そんな中で富士好きの私としての嬉しい誤算は、富士山やそれをバックにした梅林が非常に美しかったことです。
天気にも恵まれ、雲一つない状況でした。小田原からこんなに富士山が大きく見えるとも考えていませんでした。

梅林や空真青なる富士の山

曽我梅林と富士

お昼ごろ帰ることにしたのですが、当日は2月にもかかわたず、気温が20度くらいあり、歩き回っているうちに暑くなり、駐車場の近くにある「小田原牧場アイス工房」でアイスを食べてしまいました。400円のジェラードを10数種類の中から好きなチョコ関係ののものを一つ選んで食べたのですが、余りチョコチョコしていなくて、ミルクの風味も味わえました。妻は梅酒のジェラートを選んでいました(私は運転があるのでもちろん味見もしていません)。日陰の椅子で食べ始めたのですが、やはり2月でその内寒くなってきてしまい、途中で日向にあるベンチに移動してしまいました。
帰りに食べログで事前に調べた近くの「丼万次郎(どんまんじろう)」という食堂に寄って、小田原地魚5色丼を食べました。評判通りでネタが大きくかつ厚くて、各々の魚の味をしっかり味わえる一品でした。アジ、カンパチ、たい、ビンチョウマグロ、サワラ(だと思います)、どれも
デザート付きフルコース(前に食べたジェラート)で満腹となり、家路につきました。
観梅にゆったりした時間も過ごせ、満腹にもなり充実した一日でした。